龍泉寺 本堂 | RYUSENJI HONDO

龍泉寺 本堂 | RYUSENJI HONDO

建物名称 : 龍泉寺 本堂
施  主 : 宗教法人龍泉寺
建設場所 : 静岡県浜松市中央区半田山4-18-5
建物用途 : 寺院
構造規模 : 木造 地上1階
敷地面積 : 3,028.81㎡
建築面積 : 367.97㎡
延床面積 : 290.31㎡
設計監理 : 河原泰建築研究室
構造設計 : KAP
設備設計 : 日永設計
庭園設計 : 田嶋豊
竣  工 : 2024.11

CONCEPT

ご住職は、これまでの曹洞宗客殿形式の本堂のように、堂内の中心にご本尊を安置すると、お寺での多目的な活動の妨げとなると考えておられた。そこで、伝統的な寺院建築を得意とする設計事務所や建設会社に、ご本尊を中心としない建物の提案を求めたが、なかなか共感されずに困っておられた。
そのような状況で紹介を受けた河原は、ご住職の考え方をとても面白いと感じ、ご本尊が空中に浮いて畳が広く使える案を提示した。
この案を気に入っていただいたことで、6間半×4間半の無柱空間とするための長さ12mの杉丸太4本組の龍骨(キールトラス)で屋根を支える前例のない木造建築の計画がスタートした。
地元の天竜杉を立ち木の状態から伐採し、山で葉枯らし乾燥させた後に、建設会社に運んだ。宮大工が原寸模型を製作し、体育館のような加工場で屋根の仮組が行われた。
2024年1月28日に長さ12mの龍骨を大型トレーラーで搬入し、多くの檀信徒や近隣住民が見守る中、棟上げ(龍骨上げ)を行った。その後、現場での屋根組み立てや内装工事を行い、2024年10月末に本堂が完成した。

PHOT GARALLY

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